742 鹿沼市 文化活動交流館

 栃木県(Tochigi-ken )
09/05/03 Sun.  


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休日のETCサービスを利用して出かけましたが、自宅出発が予定より少し遅れたため、
首都高速に入ってっから1時間半走った鹿沼インターで出ることにしました。
特に目的があったわけではなく、鹿沼の駅にに街の紹介をしたパンフレットを入手しようと寄りましたが、
パンフレット類は見つからず、貼ってあった文化交流館付近の美術館のポスターを見て、こちらを訪ねました。

赤信号で止まると、目の前に
生垣のつつじの花が
きれいに咲いていました。
駅で見かけた ハクセキレイ
きれいな声で、飛びながらさえずっていました。


鹿沼市 文化活動交流館
写真を写している私たちに、声をかけていろいろ教えてくださった女性がいます。
この文化活動交流館を造る時の一員だったそうですが、現在は地域の文化活動、
お祭り等は若い人たちの関心が弱く、盛り上がりに欠け残念と話しておられました。
HP
住所:栃木県鹿沼市睦町1956−2


以前訪ねた大谷からも近く
建物にはふんだんに
大谷石が使われています。

駐車場横にあった
この、長い工場のような石蔵は
お祭りなどの準備時に
作業をする場となっているそうです。

石蔵の後ろを流れる川。
幸福橋
幸福橋
文化交流館の建物

人工的に作られた大谷石風の
素材を使った壁面


長い建物
「文化活動交流館」

新築施設と大谷石の石蔵を再利用した
施設で構成され、美術や工芸など
市民の創作活動を展開する
”創作工房機能”、

歴史的資料や文化財などの展示提供の
“郷土資料展示機能”、

芸術文化作品の発表や鑑賞の場
“ギャラリー機能”を併せ持っています。

郷土資料展示室が、見学できました。
入口近くの屋台展示室は
撮影ができますが、
その奥の郷土資料展示室は、
これまでの発掘調査により出土した
土器・石器及び鉄製品などの
「考古資料」の展示と、
近年減少している全国一の
生産量を誇る地域の特産品であり
日本の伝統的作物でもある
「大麻」の栽培から利用・信仰についての
「民俗資料」の展示もありましたが、
撮影禁止でした。

 戦国の世が続き、一時荒廃していた鹿沼宿は、慶長13年(1608)
3月、今宮神社の再建を期に復興が始まりました。この年は日照りが続き大旱魃(だいかんばつ)の気候となりましたので、氏子や近郷の人々が、今宮神社に集まり雨乞いの祭りを三日三晩続けたところ、霊験あらたかに激しい雷雨が起こりました。
 この霊験を敬い雨の上がった6月19日(旧暦)を宵祭り、翌20日を例祭とすることになったのが、今宮の祭りの始まりと伝承されています。付け祭りの内容は、最初は簡単な「踊り屋台」で各町内が踊りと狂言を競い合い奉納したものです。
 文政の改革(1827)天保の改革(1841)にて、華美な風俗が禁止されると、各町内は競って屋台を全面彫刻で飾るようになりました。江戸末期には今宮付け祭りの主流は彫刻屋台に移行し、祭りの見せ場は今宮神社への屋台の繰り込みと繰り出しになりました。神輿巡幸は明治15年(1882)に旧来の諸行事執行を時勢に併せて手直しを加え、今宮祭議定書を制定し現在の形が出来上がりました。鹿沼の庶民階級の素晴らしいエネルギーを現在に伝え、故習を伝承した最高の祭りと言えるでしょう。
 この行事は華麗な彫刻を施した囃子屋台が巡行するもので、風流の屋台行事の一つの展開型を示しており、全国的な比較の観点からも貴重な行事であるとして、平成15年2月20日に国の重要無形民俗文化財に指定されました。     --冊子より--
麻苧町屋台(あさうちょうやたい)
製作年代は町内会記録によると、安政4年(1857)です。白木屋台ですが、左右の高欄上には金龍4匹が配されています。これは先代の屋台から受け継いだもので白木の屋台にひときわ目を惹きます。
 旧屋台は文化15年(1818)建造の彩色彫刻漆塗屋台で、金龍も含め彫物は、文化13年(1816)から15年(1818)、富田宿住(現大平町)の磯辺杢斎・儀兵衛親子が手掛けました。
この屋台は明治6年(1873)に金龍4匹を除いて白沢宿(現河内町白沢南)に160円(当時の価格で)売却されましたが、白沢では、杢斎の曽孫磯辺敬信作の彫物を付加し、現在も白髭神社付け祭りに繰出しています。
 現在の屋台は、車体は鹿沼の宮大工茂八、彫物は銀座二丁目屋台と同様、江戸の彫師後藤音次郎がてがけました。鬼坂、懸魚(けぎょ)と脇障子を「獅子に牡丹」で飾り、箱棟には三匹の丸彫りの子獅子を乗せています。
箱棟上に飾りをつけるのは、古くからある屋台では他にない趣向で見応えがあります。
 彫物の主題が「獅子に牡丹」で、「龍」を主題とする屋台に劣らず豪壮・雄大・質実剛健といった言葉で表せれる白木屋台の重厚感をいかんなく発揮しています。質素倹約が義務付けられ在郷芝居が禁止された中で、人々の情熱が屋台そのものを飾る事へと移って行った当時の様子がよくわかります。
 これらの点から、この屋台は昭和47年2月鹿沼市有形文化財
(工芸品)に指定されました。     --パネルより--

白木彫りの屋台と↑

日光東照宮を思い出すような、派手な色彩の屋台→

喫茶コーナー


鹿沼市立 川上澄生美術館

鹿沼市立 川上澄生美術館
HP
神奈川県出身の川上澄生の美術館が
なぜ 鹿沼に?と思っていたら、
鹿沼市出身で川上澄生の教え子でもあった
長谷川勝三郎氏(1912〜2001)からの
約2,000点の作品提供により、
1992年(平成4)に開館したことがわかりました。

木版画の楽しい題材の作品が
多く展示されていました。
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入館料:大人=300円
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日、祝翌日 年末年始
2009年5月19日某テレビ局の
お宝鑑定番組を家族が観ていると、
先日知ったばかりの川上澄生氏の
ガラス絵が鑑定に出され、興味深く
見ました。鑑定結果は本物で、小さい
作品ながらも¥1,200,000でした。^^

一群の市の施設のはずれにある黒川の河川敷に
自転車を止め、 子供たちが遊んでいました。

お付き合いありがとうございました。



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