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JR『我孫子』駅より坂東バス「あけぼの山公園入口行き」終点下車徒歩7分 JR『柏駅』西口「より4番バス停三井団地行き、布施弁天行き「土谷津入り口」下車徒8分 クルマ=常磐道柏ICから国道16号、剣道47号経由8km 駐車場=あり/200台 |
当山は紅龍山布施弁天東海寺と称し、弘法大師御作といわれる大弁財天を本尊とし、開創されし祈願寺である。嵯峨天皇より堂塔尾大伽藍を寄進され弘仁14年(823)勅願所に指定された。本堂は数度の戦火により焼失したが、本尊弁財天を篤信していた時の領主本多豊前守が98名の大名から寄進を求め享保2年(1717)現本堂を完成。本堂内陣の天井には、それら諸大名の家紋が描かれている。本堂外陣の天井鏡板の龍は狩野探舟の作である。唐風の向拝を持つ三方破風造り総朱塗りの華麗な大本堂である。 |
弁財天は皆さんが親しみを込めて『弁天さん』とよび、池の中の島や川端など水に近いところに祀られている、誰にも馴染み深い天部の仏一女神です。 そもそも弁財天の名前は、梵名でサラスバティといいます。インドの大きな川に名づけた聖河の呼び名であるとも言われています。とにかく川そのものに対する信仰が河を神格化して崇拝の対象になったと思われます。 河は常に文明を生み出した母であると言われています。たとえばチグリス・ユーフラテス両川はメソポタミア文明を開き、ナイルのおおいなる流れがエジプト文明を起こしたことが思い出されます。こうしたことからも、川が神格化された意味を知ることができます。 |
楼門は、文化7年(1810)の建立で、間口3間(一階部分20尺・約6m)、奥行き2間(一階部分12.8尺・約3.9m)の二階建て、屋根は入母屋造りの桟瓦葺です。 一階部分は、漆喰で白く塗り固められていたと思われ、竜宮城の門のような形をしています。ただし、この部分は現在はコンクリートに変えられています。また、軒下には、竜、麒麟、亀、松、鶴といった素木造りの彫刻がはめ込まれている点も特徴です。 建築の大工棟梁は、布施村の藤十郎という人物でした。このような重厚な建築のできる名工がこの地域にいたという事は注目されます。 |
目くじらを立ててにらみつけ見るからに恐ろしい形相をしている。 人々を救いとるためには、いつも優するだけでなく、時には厳しくしかりたしなめることも必要であり、「愛のムチ」的役割を果たしているこの明王は最低の地位に甘んじていたが、最高位の愛染明王と一対にすれば苦しみのすべてを救いとれる。 |
神秘にして聖なる偉大なる大生命とその営み、それを真言密教では大日如来といいます。我等人間も大日如来によって支えられ生かされています。 このことを信じすがる人々の為に、これらを救おうとされて我等の前に現れるとき、それは時に如来や菩薩となりいろいろな方便を以って積極的に願いを受けとめ、救いの手を差しのべます。 |
この明王はサンスクリット語で「ラガラージャ」といいラーガとは愛情や情欲を意味し、ラージャは王。 したがい愛染という名がついた愛情をあらわす真っ赤な円形光背を持ち6臂のうち2臂は弓と矢を持ち敵を殪すものでなく、相手のハートを射るためのものである。 金剛王や愛菩薩の化身 |
ヒンズー教の知恵、および学問の神です。 「ガネージャ」おおらかな性欲を肯定し、相対の世界を調和する生命力を顕示しています。他の宗教では、人間の欲望を抑圧することにより幸福が得られ悟りがひらかれると説きますが、密教ではむしろ積極的に欲望を認めることによって幸福が得られ、悟りに導かれると説いています。 夫婦和合、除災得福、富貴 |
鐘楼は棟札によると文化15年(1818)の建立です。八角形(一辺11.4尺・3.4m)の石積基壇(基礎)の上に、十二角形に柱を立て、周囲に円形の縁を巡らし、その中央に鐘を吊り下げています。屋根は銅板葺の入母屋造りで、軒下には十二支などの彫刻が配置されています。 下から八角形の基壇、円形の縁、十二角形に配置された柱という組み合わせとなっており、非常に独創的な形の建造物となっています。装飾に多くの彫刻が使われている点とあわせて、、近世の寺社建築の多様なあり方を示しています。 設計にあたったのは、矢田部(現茨城県つくば市)の名主 飯塚伊賀七、大工棟梁は今関峯蔵です。伊賀七は「からくり伊賀」といわれるように当時としては奇抜な木製和時計や五角堂など数々の品々を発明し、この鐘楼の設計図も手掛けています。 |
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