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住所= 〒182-0017東京都調布市深大寺元町5丁目15-1 電話= 042-486-5511 御本尊=宝冠木造阿弥陀如来坐像 |
深大寺を開いた満功上人(まんくうしょうにん)の父、福満(ふくまん)が、郷長右近(さとおさうこん)の娘と恋仲となりましたが、右近夫妻はこれを悲しみ、娘を湖水中の島にかくまってしまいます。時に福満は玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)の故事を思い浮べ、深沙大王(じんじゃだいおう)に祈願して、霊亀の背に乗ってかの島に渡ることが出来たのです。娘の父母もこの奇瑞を知って二人の仲を許し、やがて生まれたのが満功上人であったと伝えています。 長じて満功上人は、父福満の宿願を果すために出家し、南都に法相(ほっそう)を学び、帰郷後、この地に一宇(いちう)を建て深沙大王を祀りました。時に天平五年(七三三)、これが深大寺開創の伝説です。 |
参道のもみじ
参道のもみじ
山門
市指定有形文化財
元禄8年(1695)の再建。境内で一番古い建造物
建物は一間薬医門、切妻造、茅葺である。主柱、控柱ともに丸柱、上下粽付(ちまきつき)、下に礎盤を履き、薬医門特有の前寄り屋根を構成する。 この門は和様を主調とするが、禅宗様《唐様》を併用し、一部に大仏様《天竺様》も巧みに取り入れた意匠的にも優れた建物である。 深大寺は、慶応元年(1865)の大火によって建物の大半を失った。この山門はその時の災禍を免れた建物の一つであって、寺で保管する元禄8年(1695)の棟札によって建立年代が明らかである。 平成13年12月12日建之 調布市教育委員会 |
本堂須弥壇(しゅみだん)上に安置される妙観察智の阿弥陀如来で、恵心僧都(えしんぞうず)の作と伝えられています。像高は73.7cm。 髻(もとどり)を結い、宝冠をいただき、衲衣(のうえ)で両肩を被い、定印を結ぶその姿は、天台寺院で常行三昧行(じょうぎょうざんまいぎょう)を行う常行堂の本尊阿弥陀如来像に共通するものです。 そのひきしまった容姿や、細やかで写実的な衣文(えもん)の表現、割矧ぎ造りの技法などから、鎌倉時代前期に制作されたものと考えられます。 像内には、室町時代の永享8年(1436)と享徳2年(1453)に修理が行われたことを記した墨書きがあります。永享8年の修理は、文集『私案抄』で知られる52世院主法印長辨によるもので、修理銘には「深大寺常行堂 阿弥陀如来」とあり、本像が当時常行堂本尊であったことを裏付けます。 |
正暦2年(953)後の天台座主元三慈恵大師作の除災招福、商家繁栄・良縁成就・交通安全等厄除の霊験あらたかなご尊像をまつるお堂です。 厄除の由緒ある縁起ダルマ市は毎年3月3・4日の両日に催されます。 |
徳川期、深大寺の元三大師出開帳が明和2年(1765)7月と文化13年(1816)6月の2回、両国の回向院(えこういん)で執行されています。 |
賓頭盧尊者(びんずるそんじゃ)
おびんずるさんは、インドの僧侶で医学的にも大変優れたお力を持っていました。 大勢の病人を救ったところから、悪いところを撫でると「病気平癒」の霊験があると古くから言われています。 |
白山社
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