c144 北区飛鳥山博物館

東京都(Tokyo-To)
2019/09/01 Sun.  


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♪「ちいさな滝」S.Joplin
ピアノ  バージョンです♪

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北区飛鳥山博物館


丸木舟



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No.c144 北区飛鳥山博物館
No.c144 KITA CITY Asukayama Museum
Tokyo-to /Beautiful Japan
Photo22pieces/GreenSeason
♪=ちいさな滝 / S.Joplin
◆豊島郡衙正倉
◆縄文時代の環境
◆西ヶ原貝塚出土品
◆海を往く丸木舟
◆弥生人の竪穴住居
◆大野五郎
◇博物館
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豊島郡衙正倉(としまぐんがしょうそう)

奈良時代の北区には豊島郡衙があり、税の徴収や戸籍作りなどを
していました。当時は「祖・庸・調」といい稲・布・特産物を税金として
納めていました。その徴収した稲を収納したのがこの「正倉」という
建物です。左が指示をする郡司、担いでいるのが村人です。


北区飛鳥山博物館
インフォメーション

所在地=〒114-0002 東京都北区王子 1-1-3
TEL=03-3916-1133 / FAX=03-3916-5900
開館時間=10:00~17:00(常設展観覧券発行16:30まで)
休館日=毎週月曜日(休日の場合翌日)12/28~1/4、臨時あり
常設展観覧料=一般:300円 小・中・高生:100円
  三館共通券=一般:720円 小・中・高生:240円
.     20名以上団体割引あり  65歳以上=150円
    ※ 年齢が確認できる証明書 要
駐車場=飛鳥山公園に隣接 有料駐車場あり
交通アクセス
JR京浜東北線 『王子』駅南口より徒歩5分
地下鉄南北線 『西ヶ原』駅より徒歩7分
都電荒川線 『飛鳥山』停留場より徒歩4分
都バス 草64/王40/王55系統『飛鳥山』停留所より徒歩5分
北区コミュニティーバス『飛鳥山公園』停留所より徒歩3分
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飛鳥山の『紙の博物館』に出掛けると、リニューアル工事で
『渋沢史料館』と共に2020年3月末まで休館になっていました。
※ 新型コロナウイルスの影響で、休館期間が長引いています。

隣接した北区飛鳥山博物館、が開館していたので訪問しました。
常設展示室は、北区の歴史や自然などが、
出土品などの展示を添え、わかりやすく展示されていました。
館内は撮影できませんが、住所、氏名を記入し申請すると
許可証が発行され、それを首から下げると、撮影可能になりました。







縄文時代の環境

 地球が徐々に温暖になると列島の自然環境も大きく変わりました。植生はカラマツやモミなどの針葉樹の林からコナラやクヌギなどの落葉広葉樹の森へとなりました。植生が変わるとそこに棲む動物相も変わります。
 ナウマンゾウやオオツノジカといった大型の獣は姿を消し、シカやイノシシ、ウサギなどの中小の動物が見られるようになりました。気温が上昇すると海水面が上昇します。やがて低地は海に覆われ、そこには多くの魚や貝が棲むようになりました。
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西ヶ原貝塚から出土した人骨

 貝塚は使命を終えたものを偲び、再び自分たちの世界に戻ってきてほしいという感謝や再生の念をもって一か所に集めた『送りの場』と考えられ、この地点からは成人の骨が4体、胎児の骨が1体確認されています。
 成人はそれぞれ細長い墓壙(ぼこう)にあおむけの状態で葬られ、胎児は深鉢に入れられて小さな土坑内に葬られていました。







貝塚の出土品








海を往く丸木舟

 縄文時代中期の頃、低地には海が広がり、台地のすぐ下は砂浜が続く海岸でした。丸木舟はその渚に横たわるような状態で発見されました。
縄文人はこの舟に乗って海へ出て漁をしたり、交易のために遠い場所まで漕ぎ出していったのでしょう。
全長は約5.8m、最大幅約70cm、最大の深さ約40cmです。ニレ科ムクノキの一木を、最も厚い舟底でも5cmになるまで石斧を使って削って造っています。縄文時代中期初頭(約4700年前)の舟です。
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海を往く丸木舟








弥生人の住まい:竪穴住居

 弥生人の住まいは地面を掘りこんだ竪穴住居です。平面形は小判のような形をしています。主要な柱は4本で、周囲には細い柱と横木で壁を造り、屋根と共に茅を葺いています。住居の中央、やや奥寄りには床を掘りくぼめた炉があり、その上には屋根から“火棚”が吊り下げられています。これは炉で火を焚いた時に火の粉が上に上がって屋根に移らないようにするためのものです。建築材はコナラやクヌギを使っています。
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弥生人の住まい:竪穴住居








弥生人の道具

 家の中には様々な道具があります。木を伐採する斧や農作業に使う鋤(すき)と鍬(くわ)、獲物をとる弓矢、布を織る機(はた)、木製の器に土器など。どれもが弥生人の大切な道具です。
 炉の周りには弥生人の食事があり、メニューは赤米のおかゆ、鮎と豚肉の燻製、干蛤(ほしはまぐり)、蕨(わらび)の煮つけです。高杯(たかつき)には桃が盛られています。
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弥生人の住まい:竪穴住居








展示室風景








戦国武将 太田道灌

 太田道灌は、扇谷 上杉家の重臣として知略を用いて戦国の世を生き抜いた人物です。築城の名手で稲付城(いねつけじょう/現在の赤羽静勝寺じょうしょうじ)や江戸城を築きました。
戦いもうまく、反乱を起こした長尾景春や平塚城(現在の平塚神社)の豊島泰経(としまやすつね)を攻めました。
 さて、そんな道灌ですが、江戸時代に作られた『寛政重修諸家譜』には興味深いエピソードが載っています。15歳の時 父:資清(すけきよ)が障子に「矜者不長」(ほこる者は長からず)と書くと、道灌はその傍に「不矜者亦不長」(ほこらざる者もまた長からず)と書いたそうです。
 これがそのまま史実と考えられるかはともかく、道灌の利発で大胆な人物像をよく描いた逸話と言えます。
-パネルより-
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写真右より
滝野川ごぼう 赤茎の長根種で長さ1mを超えるものもあり、繊維質が極めて多いことが特色です。関東を中心に火山灰土や沖積土の深い地域に多く栽培されています。滝野川種は春播きの代表として形状品質ともにすぐれ、夏播きでも秋播きでも対応できるため、時代を超えて現代まで栽培され続けてきました。後省略
練馬大根 北郊地区で滝野川ニンジン・ごぼうと並んで代表的な在来種野菜と言えば練馬大根です。人参・牛蒡と同様に火山灰土で耕土の深い地域に多く栽培されて来ました。中太りで細長く、長さ1m近くになるものもあります。繊維質が多く辛みが強い特徴。後省略
滝野川人参 長根種で長さは1mに及ぶものもあり、色は淡紅に黄色を帯びており、香りは強く肉質はしまっているのが特色です。7月上旬に播種し11月から収穫します。古くから冬場の貯蔵用として根の長いものが好まれました。後省略
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日本のお月見

お月見は奈良・平安時代に中国から伝わりました。
江戸時代には農民にまで月見の行事が広がり、
月見団子、酒、ススキなどを供えました。







水塚の物置




ジオラマ 
荒川河川敷や水辺の生態系






アートギャラリー 第1室 北区所有の絵画作品展




大野五郎 プロフィール

1910年 東京府北豊島郡岩淵町(現在の北区岩淵町)に生まれる
1926年 藤島武二の門に入り、川端画学校に学ぶ
1928年 1930年協会展に初出品
1929年 里見勝蔵に指示、1930年協会研究所に学ぶ
1930年 1930年協会展協会賞受賞、二科展出品
1931年 第1回独立美術展出品、O氏賞受賞、 その後終戦まで出品
1943年 靉光(あいみつ)・麻生三郎・糸園和三郎・井上長三郎・
.      鶴岡政男・寺田政明・松本俊介と「新人画会」を結成
1947年 自由美術家協会会員となる
1964年 自由美術家協会を退会、主体美術家協会を結成
1965年 第1回主体美術展、国際形象展出品
1970年 愛宕山画廊にて個展、「樹展」を糸園和三郎・寺田政明、
.      吉井忠と開催、以後毎年開催
1971年 パリ、スペインに遊ぶ。「大野五郎画集」を愛宕山画廊から出版
1979年 八王子市元八王子にアトリエを移す
1980年 「大野五郎素描集」を愛宕山画廊から出版
1994年 「大野五郎画業70年展」を東京国際美術館にて開催
1997年 北とぴあホールにて北区制50周年記念「赤羽モンマルトル展」
.      に出品
2004年 銀座 画廊「響き」にて個展開催
2006年 3月17日 逝去。享年96歳
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大野五郎展

主な作品所蔵先
愛知県美術館、池田20世紀美術館、板橋区立美術館、
東京都北区、東京都現代美術館、栃木県立美術館、
富山県立近代美術館、新潟県立近代美術館、新潟市
美術館、広島県立美術館、三良坂平和美術館、八王子
市夢美術館、大川美術館、共立女子中学校







大野五郎




喫茶コーナー





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お気づきのこと等がございましたら
ご一報ください。→:こちら!
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展示パネル・冊子を参考にしました。


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今日もお出で頂きありがとうございました。
よろしかったら 次回もお付き合いください!


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