884 岐阜公園と岐阜城　　-出かけませんか？-

884　岐阜公園と岐阜城　
岐阜県（Gifu-Ken)
12/04/08　Sun.　

お気に召さないときは止めてください。

♪「エリートシンコペーション」S.Joplin
ピアノ　バージョンです♪

ページ容量　978.0KB　予想ダウンロード時間　9,600=15.5分　1M=10秒　Photo=22枚

パーキング～岐阜公園

岐阜城のパーキングに　着きました。

お花見シーズンのパーキングは

通常より多く確保されていて、

多少遠くなっていたのでしょうけれど

１回３００円　ということで、

ゆっくり安心して　見学ができます。

信長の銅像

山上左方に　天守閣が見えます。

後でロープウェーに乗って　お城を見学します。

岐阜公園
　

所在地：岐阜県岐阜市天主閣18
天守閣・資料館見学料：大人=200円小・中学生=100円
パーキング　１回：　300円
金華山ロープウェー　往復料金：　大人=1,050円

岐阜城

1201年（建仁元年）二階堂行政が、金華山（稲葉山）に砦を作ったのが岐阜城の始まり。
後、一度は廃城。15世紀中盤、美濃の守護代、斉藤利永が居城のため修復。
1525年（大永5年）斎藤氏の家臣、長井長弘と長井新左衛門尉が謀反を起こし、稲葉山城を支配。
1533年（天文2年）長井新左衛門尉の死後、息子の長井新九郎規秀（後に斎藤道三となる）が城主となる。織田信長誕生は、この翌年の1534年のこと。
1564年（永禄7年）斎藤氏の家臣　竹中半兵衛重治と安藤守就が、城を攻めて占拠。
1567年（永禄10年）織田信長が木下藤吉郎（後の豊臣秀吉）の活躍もあり、稲葉山城を攻略。信長は、地名を現在の「岐阜」と変更し、城の名前も「岐阜城」とする。山上に天守閣、山麓に御殿を建設、城下町に楽市楽座を設ける。
1575年（天正3年）信長は安土城に移り、岐阜城主は長男の織田信忠へ。
1582年（天正10年）本能寺の変により、織田信忠が倒れ、家臣である斎藤利堯が岐阜城を乗っ取り、明智光秀が羽柴秀吉に敗れた後降伏。
1583年（天正11年）～1591年（天正19年）、羽柴氏家臣の池田元助の居城となる。

1600年（慶長5年）城主　織田秀信は、石田三成方につき、関ヶ原の戦い前哨戦で、岐阜城に立てこもるが、池田輝政らに攻め落とされる。
1601年（慶長6年）徳川家康が岐阜城の廃城を決め、岐阜城の天守閣や櫓などを移動させて、奥平信昌に加納城を築城させる。
1887年（明治21年）岐阜公園開設。
1910年（明治43年）長良橋の廃材利用と、岐阜建築業協会などの奉仕で模擬天守再建。高さ15.15メートルの3層3階。
1943年（昭和18年）模擬天守　2月17日早朝に焼失。
1955年（昭和30年）金華山ロープウェーが開業。
1955年（昭和30年）再建期成同盟発足、建設費用2,000万円募金を行う。
1956年（昭和31年）古文書を参考に、　城戸久氏設計、大日本土木施工、3層4階建、鉄筋コンクリート建築の天守復興。天守建築と土台石垣内部、大規模補強。
1963年（昭和38年）金華山ドライブウェイが開通。
1973年（昭和48年）大河ドラマ「国盗り物語」効果で、年間の入場者が40万人を超え、観光スポットとなる。
1975年（昭和50年）岐阜城資料館が完成。川島紡績の全額寄付により建設。
1997年（平成9年）大改修
2006年（平成18年）日本100名城に選ばる。

城内の展示物

織田信長　座像

城内からの眺望

岐阜城の歴代城主　　　　　　　　　-パネルより-

年号	西暦	城主名	備考
建仁年間	1201～04	二階堂行政	鎌倉幕府の軍事目的のため築城する。
		佐藤朝光
		伊賀光宗
		稲葉光資	稲葉氏と改姓。稲葉山城と名付ける。
正元年間	1259～60	二階堂行藤	岐阜県関市付近に領地をもち、当地に新長谷寺を再興する。
応永年間	1394～1428	斎藤利永	守護土岐氏の守護代で、城を修築する。文安2年（1445）加納城に移る。禅武一致の武人と称えられる。
		斎藤妙椿	持是院と号し、歌人としても有名である。
		長井新佐衛門尉	道三の父親といわれる。
天文18年	1549	斎藤道三	稲葉山城を大改築し、井之口城下町をつくる。天文23年（1554）家督を子の義龍に譲り、鷺山城に移る。弘治2年（1556）義龍と戦い敗死する。
天文23年	1554	斎藤義龍	永禄4年5月突然病死する（34歳）
永禄4年	1561	斎藤龍興（竹中重治）	若年で跡を継ぐが、永禄7年（1564） 2月、竹中半兵衛重治により稲葉山城を一時占拠される。永禄10年（1567）8月、織田信長に攻められ開城。木下藤吉郎　功名する。
永禄10年	1567	織田信長	尾張清洲から移り、天正4年（1576）安土城に移る。姉川・長篠合戦に勝利し楽市楽座などを行って、岐阜城下町の発展をはかる。政治・産業・文化に貢献する。
天正4年	1576	織田信忠	父信長の跡を継いで、岐阜城下町の繁栄に尽くす。天正10年（1582）6月2日、本能寺の変で明智光秀に攻められ、二条城で戦死する。
天正10年	1582	織田信孝	信長の三男で伊勢神戸城から移り、天正11年（1583）秀吉に攻められ開城する。
天正11年	1583	池田元助	大垣城主池田恒興の長男。岐阜城下の加納に楽市楽座令を出す。天正12年（1584）の小牧・長久手合戦で戦死する。
天正13年	1585	池田輝政	天守閣や櫓を造営して城を堅固にしたり、加納に楽市楽座令を出す。天正18年（1590）9月三河吉田城に移り、後に姫路城主となる。
天正19年	1591	豊臣秀勝	秀吉の甥（母は秀吉の姉）で養子。文禄元年（1592）朝鮮に出陣し、唐島（巨済島）で病死する。
文禄元年	1592	織田秀信	信長の孫で最後の岐阜城主。安土城から移り、慶長五年（1600）8月東軍（徳川軍）に攻められ開城。後に高野山へ入り、慶長10年（1605）死去する。（26歳）
慶長6年	1601	廃城	徳川家康の命令により廃城。資材を加納城へ移す。
明治43年	1910		模擬城建設。昭和18年（1943）2月焼失する。
昭和31年	1956		現在の天守閣を再建する。
平成9年	1997		「平成の大改修」を行なう。

織田信長公と忍者

　信長は尾張在国時代より家臣に滝川一益（後に信長の娘を室としている）や岩室長門守などの甲賀出身者をかかえ、諜報活動や宣撫工作を重視し、大いに忍者を利用していた。永禄3年（1560）の桶狭間の合戦では、梁田政綱に命令して、最前線に忍者を中心とする偵察者を放し、「今川義元の本体は田楽狭間（桶狭間）で休息中」との情報を得て、桶狭間での勝利へと導いた。決して偶然ではなく、いわば“情報戦”に勝っていたわけである。

金華山御嶽神社

岐阜城資料館

展示物

公園で桜を撮り、時間を遅らせて来てみましたが、

山の上の桜は、このとおり。

ロープウェーで　ふもとの公園へ下ります。

岐阜公園三重塔
　国登録有形文化財　　　　　　平成17年11月10日登録

　大正天皇の即位を祝う御大典記念事業として記念塔の建設が企画され、岐阜市が、市民の寄付も募ったうえで大正6年（1917）11月21日にこの三重塔を建立しました。
　材木には、明治24年（1891）10月28日に発生した濃尾大震災により倒壊した長良橋の古材が利用されています。
　石造りの二重基壇の上に建つ木造三重塔で、各重（各層）とも三間四方の作りです。中央の心柱は、鎖でつりさげて礎石から浮かした懸垂式と呼ばれるもので、江戸寺後期から明治にかけて、全国でもわずかな例しか見られない特徴的な方式です。
　装飾を用いない古風で調和のとれた意匠は、明治神宮などを設計し日本建築史学の創始者と評される伊藤忠太の手によるものです。また、塔を建てるのにふさわしい場所としてこの地を選んだのは、岐阜市内の小学校を卒業している日本画家、川合玉堂といわれています。

板垣退助　像
板垣死すとも自由は死せず

　ウィキペディアによりますと、1882年（明治15年）4月6日に岐阜で、自由党党首板垣退助が暴漢（相原尚褧）に襲われた暗殺未遂事件で、板垣退助遭難事件、岐阜遭難事件ともいいます。大怪我をされましたが、このとき板垣が「板垣死すとも自由は死せず」と叫んだとして知られますが諸説あるようです。

お城見学の前に1時間ほど　公園内の桜を撮りましたが、

見学後ロープウェーで公園に戻ると、暖かくなったためか

もっとたくさんの桜の花が咲いていていたので、

もう一度　撮りなおしました。

先に撮った画像は　ボツとなりました。

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