c184 千葉県立現代産業科学館

千葉県(Chiba-Ken)
2020/02/16 Sun.  


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♪「アルハンブラの思い出」フランシスコ・タレガ
オルゴール  バージョンです♪

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千葉県立現代産業科学館






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No.c184 千葉県立現代産業科学館
No.c184 Chiba museum of science & industry

Chiba-Ken /Beautiful Japan
Photo28pieces/GreenSeason
♪=アルハンブラの思い出 / フランシスコ・タレガ
◆ベッセマーの転炉
◆バートンの熱分解装置
◆ジーメンスの電車、
◆ピクシーの発電機
◆リサイクルと再生品
◆モルフォチョウの色素
◇科学館
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インフォメーション

所在地=〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-3
TEL=047-39-2000(代表)/FAX=047-379-2221
開館時間=9:00~16:30 (入館は16時まで)
休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
.     その他メンテナンス等による臨時休業
料金: 通常期間 プラネタリウム
企画展期間
年間
パスポート
個人 一般 300円 500円 1,500円
高・大学生 150円 250円 750円
団体 一般 240円 400円
高・大学 120円 200円
パス 一般 - 200円
高・大学生 - 100円
※ 特別展は別料金
団体=20名以上 / パス=年間パスポート所有者
中学生以下、65歳以上は無料 要証明
駐車場=普通車:90分まで無料 30分増すごとに100円
.  大型・中型車:90分まで無料 30分増すごとに300円
交通アクセス
JR総武線      『下総中山』駅下車・・・徒歩15分
.  〃         『本八幡』駅下車・・・徒歩15分
京成電鉄       『鬼越』駅下車・・・徒歩13分
地下鉄都営新宿線 『本八幡』駅下車・・・徒歩20分
自動車=京葉道路京葉市川インターから5分
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市川市文学ミュージアムに出掛け、永井荷風や水木洋子、井上ひさし等の市川市にゆかりの文学者の資料を見学しましたが、撮影できませんでした。しかし、隣接する『千葉県立現代産業科学館』に寄ってみるとお子さん連れの家族の訪問が多く、興味深い展示が撮影可能でした。











電力供給の仕組み/変電

 変電所では各発電所でつくられた電力を結合・分配したり、用途に応じて電圧を上げ下げしたりすることが行われています。
 電圧を上げて電流を減らすと送電時の損失が減少し、送電線も細くすることができます。
 送電系統を切り替えるとすばやく障害に対応することができます。また、雷などで発生する異常電圧を調整することなども変電所の重要な役目です
*送電
 発電所でつくられた電気は、長距離を送るため高い電圧で送り出されます。送られた電気は超高圧変電所や一次変電所を経て必要な電圧まで下げられ、配電用変電所に送られます。これを送電といいます。
 送電は架空線と呼ばれる空中送電線のほか地中送電でも行われています。どちらも送電中の損失を少なくする工夫がされています。
 送電は、中央給電指令所が必要な電気の量や地域を考えながら行っています。
*配電
 配電用変電所から出た電気を工場や家まで配ることを配電といいます。
 事故などによる停電を少なくしたり、その時間を短くするため、配電線をネットワーク化したり、自動切り替えにしたりする工夫が行われています。
 すべての使用者のところに電気を届けるため、配電線はとても仲くなります。その長さの合計は関東だけでも、月と地球の間を往復するよりも長くなります。

現代の発電所
 わが国の電力のほとんどは火力発電所、水力発電所、原子力発電所でつくられています。
 電機はためておくことができないうえ、必要小名電機の量も一定ではありません。そのため、それぞれの発電所の特性を生かした発電方式を組み合をせています。
 また、必要な電気の量をあらかじめ予想して発電量を細かく調整したり必要によって電力会社同士で電気をやり取りしています。このように、はつでんやそうでんのこまかなこんとろーるをおこなうことが現代の発電所の大きな特徴です。
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ガソリン(自動車用)

ガソリンは他のものと間違えると危険なので、色が
付けてあります。
赤=ガソリン
黄=灯 油
緑=経 由
黒=重 油
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石油産業

■日本における石油の生産量と輸入量
■油種別構成比
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■後列 左から
ポリカーボネート 
ポリプロピレン/ブロック 
ポリプロピレン/ホモ
低密度ポリエチレン
■前列 左から
ポリスチレン/高衝撃
ポリスチレン/一般
高密度ポリエチレン
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ポリカーボネート

赤=ポリカーボネート 不透明色/レッド
オレンジ=ポリカーボネート 透明色/オレンジ
黄=ポリカーボネート 不透明色/イエロー
緑=ポリカーブネート 透明色/グリーン
水色=ポリカーボネート 透明色/ブルー
紫=ポリカーボネート 不透明色/ブルー
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内燃機関の発達/T型フォード

1913年製
1913年はコンベア式組み立てラインが動き始めた年で、
本格的に大量生産が始まりました。
 T型フォードは1908年から販売され、1927年までに全世界で 1,500万台も製造されました。1913年からはベルトコンベアーによる大量生産方式を取り入れ、値段の安くなったT型フォードは飛ぶように売れました。
 1906年に10万5,000台だったアメリカ国内の自動車は、1916年には330万台となり、ガソリンの消費量は急激に増えました。
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竜巻のでき方

 スタートボタンを押すとミストが発生し、竜巻のでき方が見えます。触ることもできます。
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色が変わります

 手前の青い花、下から見ると紫色に見えます。ステンレスはふつう銀色ですね。どの花も色はぬっていません。この色はシャボン玉の色と同じ仕組みで、ステンレス表面の透明な膜が作り出しているのです。
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ステンレスはクロムを含む鉄の合金です。
クロムは鉄よりも酸化しやすく、酸化物は透明でステンレスの表面を覆います。その透明な幕(酸化被膜)の表面で反射する光と、膜の内側で反射する光が重なる「光の干渉」現象で、色が見えるように、膜の厚さを調整しています。
※ フラッシュで撮影すると、より鮮明な干渉色が写ります。
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鉄の乗り物 ロケット号

 スチーブンソン(1781~1848)がつくったロケット号は1829年にイギリスの機関車競技会で優勝しました。その後世界中に鉄道ブーム広がり、レールに大量の鉄が使われるようになりました。
 1859年にブリューネル(1806~1859)とラッセル(1808~1882)が完成させたグレートイースタン号は、鉄製の最初の大型船でした。1890年頃には船体に鋼鉄が使われるようになり、大型で性能の良い船が作れるようになりました。
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空気で変えた鉄鋼の社会

 ベッセマー(1813~1898)が発明した転炉で、ドイツ博物館の協力によりミュンヘンに*ある実物をもとに1/2 スケールで製作したものです。
 ベッセマーは、転炉を軸に取り付け、前後に自由に回転できるように改造しました。この方法により、鉄の出し入れは転炉を傾けて行うことができるようになり底の穴から鉄が流れる心配がなくなりました。
 この転炉の形は、100年以上たった今でもほとんど変わっていません。

← これは立った状態です。
1、横にして溶けた銑鉄を炉に入れ
2、立てて空気を炉の底から入れ銑鉄の炭素を減らす
3、再び横にして、できた鋼鉄を、流し出します。
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バートンの熱分解装置(実験用)

資料提供:スミソニアン国立アメリカ歴史博物館
 バートン博士がハンフリー博士とともに実験を行った装置
1/3 模型
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蒸留のしくみ


 石油は、ガソリンや重油などたくさんのものが混ざり合ってできていますが、それぞれ蒸発して気体になる温度が違っています。
ガソリンは約35℃、灯油は約170℃、重油は約350℃で気体になります。
 石油の温度が35℃ならガソリンは気体になりますが、灯油や重油は液体のままです。
 このように、熱を利用して石油をガソリンや灯油・重油などに分けることを蒸留といいます。
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エジソンが発明した電球の模型

 電球は、フィラメントに電流を流すことで明かりがつきます。
エジソンがフィラメントに採用したのは、京都・石清水八幡宮の真竹でした。
世界中の竹から最も長く 2,450 時間も点灯したこの竹が選ばれたのです。
エジソンは、6,000種の素材の中から、竹が良いと気づき、地球上の竹をすべて集めようと、世界中に調査を派遣しました。竹は 0.3mm の細さにし、炭化させて真空中で使いました。
※ 京都の竹は、明治13年(1880)から十数年間輸出され続けました。鉄分や繊維長、材質の均一性などが長寿命の理由だったと考えらえます。
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電動機/ジーメンスの電車

 世界最初の電車を走らせる実験は、ドイツのベルリン博覧会(1879)で、ジーメンスによって行われました。会場では、電気機関車で6人乗りの客車3両を引いて走行し、人々を驚かせました。
 中央のレールは電気を流すためのものです。この電車は、ドイツ博物館の協力により、ミュンヘンに現存する実物をもとに製作したものです。
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ピクシーの発電機

 この発電機は1832年にピクシーが発明した世界初の機械式発電機で、この発明で蓄電池に頼っていた電気が動力により得られるようになり、豊富に使うことができるようになりました。
 ここにある複製は、スミソニアン国立アメリカ歴史博物館に現存する実物を再現したものです。製作にあたってはロンドン科学博物館からも資料の提供を受けました。
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ガラスびんのリサイクル

 ガラスびんには、ビールびんのように、使用した後に洗って繰り返し使うリターナブルびんと、砕いて瓶の原料(カレット)にするワンウェイびんがあります。
 ガラス瓶は通常、カレットにガラスの原料であるけい砂、石灰石、ソーダ灰などを混ぜて製造します。びんをカレットから作ると、すべて原料から作る場合に比べて、エネルギーを約25%節約できます。また、軽いびんの開発・製造は、、原料や運送時の燃料を節約します。
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PETボトルのリサイクル

 PETボトルの販売量(生産量)は、日本も欧米も年々増加していますが、日本の回収率は、世界の最高水準に達しています。
PETボトルは、シートと繊維に再生される割合が高く、量も年々増加しています。近年では、PETボトルに再生される割合も増えています。リサイクルは、限りある石油資源の節約につながります。
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PETボトルの再生品

フレークやペレットは、シート化して卵パックやクリヤーホルダーに、繊維化してワイシャツや作業用手袋に、成型してごみ袋や文具などになります。
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アルミ缶のリサイクル

 アルミニウムは、原料のボーキサイトからアルミナ(酸化アルミニウム)を取り出し、これを高温で溶かし電気分解して製造します。この過程で多くの電力を消費するため、アルミニウムは「電気の缶詰」と呼ばれたりします。
 アルミ缶をリサイクルすることで、新地金を製造するときの約 3%のエネルギーで再生地金を製造できます。アルミ缶のリサイクルは、限りある資源とエネルギーを節約します。
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左上=ペトリ皿にはいったものが ボーキサイト。アルミニウムの原料です。
右上=のぼとるにはいったものが アルミナ(AL2O3)
ボーキサイトを苛性ソーダ液(水酸ナトリウム水溶液)で溶かしてアルミナ分を抽出します。
手前の延べ棒=再生地金(1kg)アルミ空き缶の約60缶です。

アルミニウム(Al)
アルミナを溶融氷晶石の中で電気分解してアルミニウムの地金を製造します。
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大腸菌 宿主と運び屋

 大腸菌と大腸菌内のプラスミドとを考えたとき、プラスミドは、他の生物(この場合ヒト)の遺伝子を運搬するので「運び屋」といい「運び屋」であるプラスミドを体の中に持っている本体の大腸菌を「宿主」と呼びます。
培地で大腸菌を選択する
 目的とする遺伝子を組換えたプラスミドが、すべての大腸菌の中に入るとは限りません。
 抗生物質を入れた培地に大腸菌を移すと、遺伝子組み換えが行われた大腸菌と、そうでない大腸菌とに分けることができます。
 遺伝子を組換えたプラスミドが入った大腸菌は、もともと抗生物質に耐える遺伝子を持っているので、生き残り増えますが、入らなかった大腸菌は死滅します。
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モルフォチョウ

 青く見えるはねに、実は青の色素はありません。
電子顕微鏡で拡大してみると、とても薄い層が積み重なった複雑な構造が見えます。光の干渉により、青色の光だけを反射する構造色なのです。
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スペースの都合で
ほんの一部しかご紹介できませんでした。

まだまだ見終わっていませんが
閉館時間になり、音楽に送られて
現代科学館を後にしました。


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お気づきのこと等がございましたら
ご一報ください。→:こちら!
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展示パネル等を参考にしました。


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今日もお出で頂きありがとうございました。
よろしかったら 次回もお付き合いください!


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