n072 徳富蘇峰公園と山王草堂記念館
東京都(Tokyo)
2014/04/16 Wed .


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♪「ユーモレスク」ドボルザーク
ピアノ  バージョンです♪

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山王草堂は蘇峰(そほう)公園
内にあります。先に公園を散策します。





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No.n072 徳富蘇峰 公園と山王草堂記念館
No.n072 Soho Tokutomi park & memorial hall

Tkyo-To /Beautiful Japan
Photo22pieces/GreenSeason
♪= ユーモレスク
◆ジャーナリスト・歴史家・政治家・評論家
◆恩賜賞(1923)、文化勲章(1943)
◆小説家・徳富蘆花の兄
◆新島襄との師弟愛の木「カタルパ」
◆ギネスブック、最大書作、近世日本国民史
◇思想家、記念館
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蘇峰公園・山王草堂記念館

〒143-0023
東京都大田区山王 1-41-21
開館時間=9:00~16:30
休園日=12月29日~1月3日まで
入館料=無料
アクセス:JR京浜東北線『大森駅』下車 徒歩15分







馬込文士村の住人の一人 徳富蘇峰

昼過ぎに家を出て、大田区山王に在る
徳富蘇峰公園と、園内の
「山王草堂記念館」を訪ねました。









徳富蘇峰
1863-1957
ジャーナリスト・思想家・歴史家・政治家・執筆家・言論人
主な受賞歴:恩賜賞(1923)、文化勲章(1943)

ご存知のように徳富蘇峰(とくとみ そほう)は、
小説家・徳富蘆花(とくとみ ろか)の兄です。

広い交友関係、数多い有名な親戚、著作物多数
・・・この1ページではまとめきれません。
恐れ入りますが、各自検索してご確認ください。
新しいウインドで開きます  ◆ウィキペディア◆







園内の石造物
 ここに見られる台座には、下の写真に見られるようにかつて「徳富蘇峰」の胸像がありましたが、戦時中に供出してしまったために今は台座だけが残っています。
 このほかにも園内には五輪塔・道標などの各種石造物がありますが、これらの大部分は、蘇峰の二男徳富萬熊氏が収集したものといわれています。




展示された写真を写したもの


山王草堂胸像前にて(昭和4年)
在りし日の胸像と徳富蘇峰。













二十三夜(にじゅうさんや)碑
この石碑は陰暦8月23日の夜、月待をすれば、願い事がかなえられるという二三夜待ち信仰に由来するものです。
上部には信仰のシンボルとして日輪と月輪が彫られているのも特徴です。
裏面には、明治17年(1884)8月23日と世話人8名の氏名が刻まれています。







公園に咲いたお花
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公園に咲いたお花





山王草堂記念館





山王草堂記念館
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入館料=無料
開館時間=9:00~16:30
休園日=12月29日~1月3日まで

アクセス:JR京浜東北線『大森駅』下車 徒歩15分







再現された自宅書斎と
整然と並ぶ作品の原稿





展示された写真を写したもの







展示された写真を写したもの


近世日本国民史について

 蘇峰は同志社在学中より長年、明治持維新史編纂の志を抱き続けていた。明治の歴史を明らかにするためには織豊時代に遡らねばならぬとし、大正7年56歳の時、近世日本国民史第1巻『織田氏時代前篇』の稿を起こした。以来35年間執筆を続け、昭和27年90歳の時、第百巻「明治時代」をもって完結した。
 本書は大正7年より昭和4年までは国民新聞、同年蘇峰が国民新聞社退社後は、昭和19年まで毎日新聞に連載された。また単行本、普及版、文庫本としても刊行され、多くの読者を得た。
 本書により大正12年、学士院恩賜賞を得、また昭和18年文化勲章を授与された。
 山王草堂時代の蘇峰の生活は国民史の執筆を中心にして営まれた。日々修史に情熱を傾注した蘇峰は、毎朝5時には筆を執り、戦火激しき日も、子女死去の日も筆を休めることはなかった。
 本記念館に展示している原稿100巻は、第98巻の途中から第100巻までの2巻半を除き、総て蘇峰の直筆によるものであり、原稿用紙にして17万枚余りにも及び、蘇峰の代表作となっている。
 これは、現在ギネスブックに世界最大の著作として記載されている。






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展示された写真を写したもの


明治19年 上京時の蘇峰







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著作物
*-*-*-*-*-*-*
豊臣秀吉
徳川家康
元禄時代世相篇
元禄時代政治篇
赤穂義士
田沼時代
桜田事変
安政の大獄
・・・






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再現された自宅書斎、展示コーナーには、
執筆されたたくさんの本や、
親交のあった勝海舟や新島襄の掛け軸や、
書簡が数多く展示されていました。

撮影OKで、興味深い写真がたくさん撮れました。
その中のほんの一部です。









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展示された写真を写したもの
カタルパ

新島襄と蘇峰との師弟愛の木
和名 アメリカキササゲ(のうぜんかつら科)
*
アメリカ原産の落葉樹。高さ20mにもなる。6月香りのよい白いベル状の花をつけ、秋にはさやえんどうのような実をつける。わが国では全国的に見ても珍しい木。
明治10年代に同志社の創立者 新島襄がアメリカから種子を持ち帰り、蘇峰の父淇水と蘇峰に贈ったのがはじまりと伝えられる。

蘇峰は明治15年、20歳の若さで郷里の熊本に「大江義塾」を開いた。青少年の教育に奮闘している姿に恩師新島が激励の意味で種子を送ったといわれれている。新島と蘇峰の師弟愛を物語る由緒ある木。この木は現在熊本市立徳富記念館(大江義塾)にある2代目の木から昭和63年6月に挿し木した3代目であり、平成2年3月同窓記念館から贈られたものである。

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