n073 尾崎士郎記念館
東京都(Tokyo)
2014/04/26 Sat .


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♪「Sena」
オルゴール バージョンです♪

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馬込文士村 散策のみち より 尾崎士郎記念館


馬込文士村 散策のみち
馬込は昔から九十九谷と呼ばれ、丘と谷が複座地に入り組む起伏に富んだ地です。
周囲は大根畑と雑木林、都会からも離れたこの九十九谷に尾崎士郎・宇野千代夫婦が
やってきたのは大正12年のこと。
面倒見がよく親分肌の士郎の誘いに関東大震災直後の住宅難も手伝って、多くの文士が誘いにのり
以前から住んでいた画家や作家も加わって、馬込はにわかに騒がしくなってきました。
これがのちに「馬込文士村」といわれるもとになりました。

互いの家を行き交い、酒を酌み交わしては文学談議に花を咲かせ、麻雀やダンスに興じては
ハメを外し、果ては離婚騒動まで持ち上がった文士村。文学的に転換期を迎え、
時代の間で漫然とした不安にかられながら次代の文学を模索する彼らの人間味あふれる
生き生きとした姿が曽木にはありました。
今では残っている旧宅もわずかですが、文士たちが通っていた九十九谷の坂を歩きながら
当時の面影に ひたってみてはいかがでしょうか。
-大田区 案内板-





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No.n073 尾崎士郎記念館
No.n073 Shiro Ozaki Memorial hall

Tkyo-To /Beautiful Japan
Photo26pieces/GreenSeason
♪=セナ 
◆馬込文士村
◆篝火、獄中より、人生劇場
◆大森相撲協会
◇記念館、博物館、小説家
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尾崎士郎記念館

〒143-0023
所在地=東京都大田区山王1-36-26
開館時間=9:00~16:30(建物内には入れません)
入館料=無料
休館日=12月9日~1月3日(臨時休館あり)
アクセス:JR『大森駅』 北口から徒歩9分
*
馬込文士村の中心人物とされる尾崎士郎が
1964年に亡くなるまでの10年間過ごした家を
2008年に復元し、記念館となっています。




「人生劇場」文学碑



徳富蘇峰公園近くの、尾崎士郎記念館です。
代表作は「人生劇場」が良く知られていますね。
*
 尾崎士郎は新しい家庭をもち、住まいを移しました。山王・源蔵ヶ原周辺で何度か家を変えながらもペンは進むようになり、彼の出世作ともいえる『人生劇場』を書きあげます。
この小説、もとは新聞の連載ですが、j本になっても売行きはさっぱりでした。ところが友人の川端康成が『人生劇場」を絶賛したのをきっかけに、たちまち本はベストセラーになり、尾崎士郎の小説家としての地位は不動のものとなりました。
参考文献【ねんじんだより】筒井敏夫講演会記録

※ こちらは再現された室内や展示物を、家の外から見学します。



玄関脇の廊下の書棚


尾崎士郎(1898~1964)
小説家

愛知県生。大正9年21歳の時応募した【獄中より】が入選、小説家としてスタートする。【人生劇場】は青春編から望郷編まで7編に及ぶ大作で、彼のライフワークとなった。
ほかの主な作品では【篝火(かかりび)】【高杉晋作】などがある。
-文学碑より-




↑ 中央の突き当りにあるのは井戸↓



玄関前の小庭
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右には藤棚その奥に
トイレがありました。














木戸

玄関 左の木戸をくぐり、
庭から室内の展示を見学します。




客間



尾崎士郎愛用の机
「旗本退屈男」などの作品で知られる、佐々木味津三の形見の品。
二人はともに愛知県の出身。
同郷の文士二代にわたり愛用された机である。

晩年は書斎より家族の声が聞こえる客間で
仕事をすることが多かった。
家族に見守れれながら亡くなったのもこの客間であった。















家族を驚かすのに用いたこともあるお面








愛用していたエジソンバンド

頭の熱を放出するとして一時はやった品。







尾崎士郎の愛用の品々







1954年、尾崎士郎原作「雷電」が公開、
主役を宇津井健(1931~2014)が務めた。
尾崎は宇津井の後援会会長になるなど
濃密な交友が成された。
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写真は、宇津井の媒酌人を務めた時のもの。














写真左上 大森相撲協会の面々
写真左下 横綱審議会員として観戦
写真右上 ケヤキの大木相手に鉄砲稽古
写真右下 池上本門寺近くの空き屋敷で
          相撲に興じる大森相撲協会の面々

鉄砲の稽古をしたケヤキの木
士郎の相撲好きは有名で昭和7年(1932)には
大森相撲協会を結成し、文士仲間と相撲を取り、
戦後は横綱審議会委員も務めた。自宅でもしばしば
ふんどし姿となり、ケヤキの大木を相手に
鉄砲の稽古を繰り返したという。




          



鉄砲稽古に使ったケヤキの木









中川一政「人生劇場 挿絵原画の複製」





「人生劇場(蕩子篇)」原稿(複製)
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玄関





玄関
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これより先室内へは入れません。
屋外よりご見学ください。





尾崎士郎没後50周年記念(訪問時2014年)

馬込文士の足跡を訪ねて
問合せ先 大田区立龍子記念館内内
「馬込文士の足跡を訪ねて」係
〒143-0024 大田区中央4-2-1
TEL 23-3772-0680
主催 公益財団婦人 大田区文化振興会







 玄関
この玄関は、
大田区立尾崎士郎記念館開設にあたり作られたもの。
かつての尾崎邸は、客間から門の方にかけての部分が、
家族が暮らす生活空間となっていた
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 下駄
晩年、友人の勧めで合気道を始めた尾崎士郎は、
腱を鍛えるため「遊び心」で健康下駄をつかっていた。











かわいい季節のお花が咲いていました。












この日の皇居周辺の様子






左の歩道は
皇居ランナーで賑わっています。



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お気づきのこと等がございましたら
ご一報ください。→:
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説明は展示品に添えられた説明を参考にしました。


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