山門(仁王門) 「名古屋市指定文化財」
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No.n167 天林山笠覆寺 笠寺観音
No.n167 Kasadera Kannon
Aichi-Ken /Beautiful Japan
Photo26pieces/GreenSeason
♪=お正月
◆善光上人、十一面観音
◆平成30年は笠寺観音が恵方!
◆玉照姫と、藤原兼平
◆御開帳は8年に1度
◆徳川家康公御幼少の砌、人質交換の地
◆H298月名古屋市指定文化財4棟
◇寺、桜開花、
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午前中の桜は蕾でしたが、夕方、開花しました。 |
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天林山笠覆寺 笠寺観音インフォメーション
公式サイト
〒:457-0051
住所:愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83
電話:052-821-1367
※ 8:00〜16:00まで開堂
, (お札・お守り授与・朱印・各種申し込み受付)
-交通アクセス-
名古屋鉄道:名古屋本線 「本笠寺」下車 徒歩3分
JR:東海道本線 「笠寺」下車4徒歩20分
市バス:新瑞13系統 「笠寺」下車 徒歩1分
〃 :新瑞14系統 〃
〃 : 南区系統 〃 |
名古屋城を中心に恵方がめぐる尾張四観音の一つで、
平成30年は笠寺観音が恵方に当ります。
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天林山小松寺 開基
天平五年(733)のある日、呼続(よびつぎ)の浜辺に一本の浮木が漂着しました。それは夜な夜な不思議な光を放ち、付近の者はそれを見て恐れたといいます。
近くに住んでいた僧・善光(ぜんこう)上人は、夢の中で不思議なお告げを受け、その漂木を刻んで十一面観世音菩薩の尊像を造り、粕畠(かすばた:現在の笠寺より約650m南)の地に、堂を建立し、そこに観音様を安置して、天林山 小松寺(てんりんざん こまつでら)と名付けました 。 |
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「名古屋市指定文化財」となった 山門をくぐります。
ご住職のブログによると、
笠寺観音(天林山 笠覆寺)の建物のうち、
本堂、多宝塔、仁王門、鐘楼の四棟が
平成29年8月21付で「名古屋市指定文化財」に
指定されました。おめでとうございます!
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笠寺観音本堂
「名古屋市指定文化財」
笠寺の名の始まり
建立から百数十年を過ぎて、小松寺の堂は荒れ果てて、本尊の観音様は風雨にさらされたままになっていました。
鳴海(なるみ)ー現在名古屋市緑区ーの長者に、器量良しが故 妬まれこき使われていた女性がいました。
ある雨の日、ずぶ濡れになっていた観音様を見て可哀想に思った彼女は、自分がかぶっていた笠をとり、観音様にかぶせてあげました。
後日、鳴海に寄った、都の貴族、中将・藤原兼平(ふじわらのかねひら)公がその心優しき娘をみそめ、妻として迎える事となりました。彼女はその後「玉照姫(たまてるひめ)」と呼ばれました。
この縁によって、後にこの夫妻は現在の地に寺を復興し、寺の名を小松寺から、「笠覆寺(りゅうふくじ)」と改めました。
「笠寺観音」との名で呼びならわされるこの笠覆寺は『笠寺』の地名の起こりとなり、現在も、笠寺観音では、本尊の観音様、玉照姫・兼平公ご夫妻を安置・お祀りしています。 |
笠寺観音御本尊(十一面観音)
御開帳は8年に1度でH27年4月でした。
御本尊は玉照姫の故事にちなみ、
笠をかぶっているそうです。
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おもかる地蔵(抱き地蔵)
小さいお地蔵様を、お願い事を心に思いながら
抱き上げてお参りするそうです。
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祈り、願いが込められた千羽鶴
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千羽鶴
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玉照姫
ずぶ濡れの観音様を気の毒に思ったある女性が、
自分の笠をとり観音様にかぶせてあげました。
彼女は後に、青年貴族「藤原兼平」公と結ばれる
こととなり「玉照姫」と呼ばれました。
また、『笠寺』の名の起こりとなりました。
縁結び、交際円満の神様です。 |
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百度石
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水かけ地蔵
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多宝塔 「名古屋市指定文化財」
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人質交換の地
徳川家康公御幼少の砌
人質交換の地
松平広忠は織田氏に対抗するため駿河国の今川氏に従属していた。
竹千代は6歳の頃、今川氏の人質として駿府へ送られることとなり、駿府への護送の途中に立ち寄った田原城で義母の父・戸田康光の裏切りにより、尾張国の織田氏へ送られた。しかし広忠は今川氏への従属を貫いたため、そのまま人質として尾張国に留め置かれた。
2年後に広忠は家臣の謀反によって殺害された。今川義元は、安祥城を太原雪斎に攻めさせ、織田信秀の庶長子・織田信広を生け捕りにし、人質交換によって竹千代を取り戻した。(ウィキペディアより抜粋) |
その交換の地
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白山社
白山大権現は三猿(見ざる聞かざる言わざる)も
祀られているそうです。
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延命地蔵堂
お釈迦様亡き後、衆生を救うのは
お地蔵様といわれています。
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手水舎
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宮本武蔵の碑
千鳥塚 芭蕉
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笠寺善光寺堂
笠寺の開基となった善光上人のお堂
阿弥陀如来が祀られています
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鐘楼 「名古屋市指定文化財」
除夜の鐘の梵鐘は阿願上人の願いにより
鎌倉時代に造られ、尾張三名鐘の一つになっています。
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