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所在地=〒451-0051 名古屋市西区則武新町 4-1-35 TEL= 052-551-6115 / FAX= 052-551-6199 開館時間= 9:30~17:00(入場受付は16:30) 休館日=月曜日 料金=一般:500円/65歳以上::300円/中学生:300円/小学生:200円 . 団体割り引・年間パスポートあり 無料駐車場=あり 乗用車:220台/バス:10台 |
名鉄名古屋本線=『栄生』駅より、徒歩3分 ルートバス「メーグル」=名古屋駅バスターミナル11番『トヨタ産業技術記念館』下車すぐ タクシー=『名古屋」駅~5分 |
高圧/低圧の2本のシリンダーと直径4.7mの巨大なフライホイールを備えており、9本のロープ伝動により発電機を回転させます。 |
人類は長い間、風や水などの自然、人間および動物などの力に依存してきました。蒸気機関を17世紀末にトーマス・セイバリ発明し、1712年にトーマス・ニューコーメンが炭鉱の水汲用として実用化しました。その後、ジェームス・ワットによって画期的に改良が加えられるなど、産業技術に飛躍的な発展を促し、産業革命の原動力となりました。 日本の産業近代化においても重要な役割を果たしました。明治時代にいち早く近代化を実現した繊維産業においても、1867年の鹿児島紡績所に始まり、1883年の大阪紡績以降、広く全国的に導入されました。 |
これまでの常識にとらわれず、立体的に布を織るなど独創的な技術が多く使われ、産業技術記念館のシンボルとして展示されています。 |
豊田佐吉が環状織機と共に究極の発名目標に定め、1924年に発明・完成させた、無停止杼換式豊田自動織機の第1号機で、記念的な産業技術遺産です。 50余件の発明に基づき、完全なる営業的試運転を重ねた、24の自動化、保護、安全装置で構成され、世界一の性能を発揮し、世界各国の繊維産業の発展に寄与した。 |
日本の発明家、実業家。豊田式木鉄混製力織機(豊田式汽力織機)、無停止杼換式自動織機(G型自動織機)をはじめとして、生涯で発明特許84件、外国特許13件、実用新案35件の発明をした。 豊田紡織(現 トヨタ紡織)、豊田紡織廠、豊田自動織機製作所(現 豊田自動織機)を創業、トヨタグループの創始者。 |
左:教科書 中央:「日本の偉大なる発明者10人」に選定 右:機械遺産に認定 |
◆ワタの実の乾燥-ゴミがつかないように、すのこに乗せ、数日間、天日で乾燥させる。 →◆綿くり-綿くりろくろのローラの間に綿を通すと、綿の繊維だけが通り抜け、手前に種が残る。 →◆綿打ち-綿くりろくろの通った綿を、綿打ち弓の弦を振動させて繊維をほぐし、紡ぎやすくする。 →◆よりこつくり-綿打ち弓でほぐした綿を広げ、丸い竹ばしを芯にして巻き、より子にする。 →◆よりかけ-よりこから繊維を引き出し、紡車(糸車)を使ってよりをかける。 →◆巻取り-よりかけが終わったら、手の位置を変え、紡車を回転させて、糸を巻き取る。巻き取った糸はつもの木と呼ばれた。 →◆かせつくり-つもの木を30分ほど鍋で煮て、よりを安定させた後、かせつくりに巻き取って、かせ糸の形に仕上げる。 |
◆ミソポタミア文明で羊毛誕生 . 羊毛は種子島に漂着したポルトガル船によって鉄砲と同時に日本に伝わった。 ◆エジプトで最初に麻を利用 . 麻は人類が利用した最初の繊維。19世紀、世界の繊維使用量の1/3は麻であった。 ◆インダス文明で綿織物誕生 . 綿織物の起源は古いが、世界的に広く利用されたのは18世紀。日本での使用が広まったのは室町時代。 ◆中国で絹織物誕生 絹織物は中国の特産品として、西はヨーロッパ、東は日本まで送られた。桑を植え、蚕を飼って生糸(絹)をとる技術が日本に伝わったのは古墳時代。 |
日本で使用する原綿のほとんどは、世界各地の綿花産地から輸入されます。原綿は圧搾機で堅く圧縮され、帯鉄を掛け、展示のような俵(ベール)といわれるに姿で輸入されます 原綿は、一定の品質の綿糸をできるだけ安価に製造するため、いくつかの異なる原綿を配合し、混打綿工程の最初の機械であるホッパベールブレーカに供給されます。ここに展示した原綿の重量は約225kg(500ポンド)で、ワイシャツをつくると約800枚分の綿糸を作ることができます。 |
この織機は、片手で筬(おさ)を前後させるだけで、自動的に横入れができるようにしたもので、バッタンつき高機(たかばた)よりも能率が4~5割上がり、かつ織物品質も向上した。 |
豊田の積み重ねた伝統と革新技術で、多様なニーズに応えられる新型ウォータージェット織機です。衣類用の薄地織物から産業資材など特殊分野の合繊フィラメント織物を高速で織ることができます。 ウォータージェット織機の第1号機でエアバッグの基布を1分間に1000回のよこ入れスピードで製織しています。 |
電子ジャカードで制御した、たて糸1本毎の動きと、横糸用の6色自由交換給糸装置とをコンピュータで同期運転して、高級インテリアやネクタイなどファッション性の高い、複雑な絵柄の織物を織ることができます。 |
従来の高速粗紡機のフライヤ上部支持方式に加え機械式変速装置を各回転部ごとのモータ駆動の変更、各モータを電子制御することによって、いっそうの高速化を実現している。 |
精紡機の玉揚げ作業-満管ボビンを取り外し、空ボビンと一斉に交換する作業-を自動化したのが、精紡機オートドッファで、精紡工程の自動化には欠かせない装置である。 |
超高速コンピュータやサーボモータなどにより、綿を引き伸ばすローラの回転数は自在に変化しスラブヤーンなど様々な糸が高速で生産でき、糸の太さは、液晶パネルによりギアを交換せずに調整できるようになった。 |
複雑な文様(紋織り)を織る 空引機
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