
正面から見た 競進社模範蚕室 埼玉県指定文化財
| 競進社模範蚕室は養蚕を伝習するための専用蚕室で、外観は一見して平屋に見えますが、中二階建て下屋根付きの和風建造物です。屋根の上に高窓(越屋根・ヤグラ)が4つ乗るのが大きな外見的な特徴です。 |
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No.c349 競進社模範蚕室と武甲山資料館
No.c349 Kyoshinsya Model Silkworm room & Mt.Buko Museum
Saitama-Ken /Beautiful Japan
Photo 34 pieces/GreenSeason
◆木村九蔵、競進社、養蚕
◆模範蚕室
◆座繰り、立繰り、回転まぶし
◆羊山公園地武甲山
◆河成段丘地形
◆石灰石採掘
◇博物館 、自然、資料館、
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競進社模範蚕室 インフォメーション
   
問合せ先=〒 埼玉県本庄市児玉町児玉2514番地27
TEL= 0495-71-1121
開館時間= 9:00~16:30
休館日=月曜日(休日の場合は翌日)、12月28日~2月3日
入館料=無料
無料駐車場=あり |
交通アクセス
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競進社社長:木村九蔵(1845-1898)
   
木村九蔵は、弘化2年(18459)上野国緑野郡高山村(現群馬県藤岡市高山)に高山寅三の5男として生まれ、幼名を巳之助と名付けられました。高山社を興した高山長五郎は実兄であり、幼いころから養蚕に興味を持ち、兄と蚕の飼育を行っていました。父の隠居所の2階で飼育した蚕がよく育ち、立派な繭が取れた経験が、後の養蚕改良の原点となりました。
元治元年(1864)に武蔵国児玉郡新宿村(現神川町新宿)の木村しまと結婚し、木村家を再興、慶応3年(1867)に木村九蔵と名を改めました。九蔵は養蚕改良に没頭し、明治5年(1872)に、新しい飼育法である「一派温暖育」を発表しました。
一派温暖育は、蚕室の換気、温湿度を自然条件に委ねるのではなく、蚕の生育に適した環境を人為的に・人工的に作り出して養蚕を行う方法です。蚕室内を温暖に保つことを中核とした従来の温暖育とは異なり、火力による蚕室内の空気の循環と湿度の排除に重点を置いたこの飼育法は、安定した養蚕を達成するものでした。九蔵は自らが考案した飼育法に適した蚕室を長年構想しており、その理念と技術を実現した蚕室が競進社模範蚕室です。 |
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かご・蚕籠/ 蚕棚
   
写真左下は蚕室内の炉
| 蚕室内の床下に二つの煉瓦積みの炉が設けられています。この炉は温暖育飼育用に設けられたもので、外部床下の吸気口より外気を引き入れ、炉と炉の間の開口部より部屋に取り込みます、この外気と炉の炭火を用いて蚕室内の温度や湿度をコントロールしました。またその開口部に火鉢を設置して、合わせて三つ目の炉の機能を果たしました。 |
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展示物、左から
   
競進組・競進社の結成
競進社模範蚕室の平面配置図
競進社模範蚕室の外観的特徴
競進社模範蚕室の特徴 |
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廊下
   
| 4つの蚕室の周囲に廊下を配することで、作業効率の向上と、合わせて、直射日光から室内をj保護する機能も担っています。 |
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ピンボケですが、お供はスザナです。
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左 競進社模範蚕室の瓦
桟瓦ですが、鬼瓦と軒丸瓦には独特な意匠が凝らされています。
『競』の字は競進社を表しています。 |
   
右 高窓など
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左 高窓
| 換気の仕組みは、南側及び北側の雨戸やガラス戸、廊下の障子を開放すれが広大な開放空間が生まれます。また南北の廊下には東西に併せて4カ所の出入り口があり、内側には障子もあってここを開放すれば東西方向からの空気の出し入れが可能です。雨戸や硝子戸・障子を締め切ったままでも床下の吸気口から空気を床下に引き入れ、各部屋の中央に四角の空気取り入れ口があり、蓋を外せば室内に外気を導入できます。各室に2カ所用意された炉に炭火を置く事で室内の温度を調整できます。湿った空気は小間返し天井を通して小屋裏に進み高窓から外に排出されます。 |
   
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ざぐり(座繰)
   
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たちぐり(立繰)
   
| 繭から糸をつむぐ器具。糸取りあるいは糸引き器ともいう。立繰は繭煮鍋を台に乗せて、浅く腰かけた状態の姿勢で操作する。自転車式の足踏みで操作して糸を巻き取った。立繰は座繰に対しての名称。 |
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| 各部屋の上部には、部屋を明るくするために幅広の欄間が設置されています。 |
   
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天井からぶら下がったものは
かいてんまぶし(回転蔟)
   
| 蚕自身の重みを利用して回転する蔟(まぶし)。この蔟は四角形の段ボール紙製で碁盤の目状に12X13の枠を設けます。蚕は繭を作る時高いところに登る性質があり、回転蔟はこの蚕の性質を利用し、上に登り重くなると回転します、下になった蚕は上を目指して移動し、数回転の後に蚕はそれぞれ空いたスペースに入る仕組みです。上蔟後は木枠から外して繭を取り出しました。使用後は折りたためます。回転蔟は使用時には数段に配置でき、未使用時は蔟・木枠とも折りたためて効率が良く全国に普及しました。 |
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換気口とスロープ
   
各部屋正面に設置された床下の換気口と建物前のスロープ。
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約40kmほど秩父方面へ向かいます

羊山(ひつじやま)公園と武甲山(ぶこうざん)資料館
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数年前に訪れた宝登山、先月お花見をした美の山が右上に見えます。
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羊山丘陵 インフォメーション
   
所在地=〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6176(羊山公園内)
営業時間= Free
休館日=Free
入館料=無料
無料駐車場=園内に数カ所あり |
交通アクセス
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一部、キンギョソウと勿忘草(わすれなぐさ)が咲いていました。
   
ここは芝桜の丘。1週間前に終わってます。。
2024年の芝桜祭りは4/5~5/6
この期間中の入場料は 一般=300円/中学生以下=無料
羊山公園駐車場
軽を含む普通車=500円/バイク=200円/大型バス=3,000円
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向こうに見える山が武甲山
   
秩父市が舞台となったアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」は、2021年で10年目を迎えました。10周年を迎えたた今でも人気のアニメ作品です。植えられている「勿忘草」は登場人物「めんま」を連想させる花で作中にも登場します。
花言葉は「私を忘れないで」です。 |
-立札より-
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武甲山 採掘ベンチ のズームアップ
石灰石採掘現場
   
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アカバナユウゲショウとキュウリグサ
   
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キンギョソウと勿忘草
   
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熊 出没注意!
   
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 ヤマツツジ
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羊山丘陵 (河成段丘地形)
   
秩父盆地に見られるひな壇のような地形は、荒川の氾濫による砂礫層の堆積や侵食作用によってできました。
盆地内には、高位段丘・中位段丘・低位段丘があり、後方の尾田蒔丘陵は約 50万年前に堆積した高位段丘、市街地は約 7万年前以降の低位段丘です。
羊山丘陵は中位段丘で、礫層(約 20m)は約 13万年前に堆積したものです。その後、荒川と横瀬川の侵食作用によって削られ、高低差 50m程の丘陵ができました。尾田蒔丘陵の北部、寺尾付近も中位段丘です。
中位段丘は侵食の少ないなだらかな地形。芝桜は心癒す風景をつくります。武甲山はサンゴ礁の石灰分が起源、プレート移動に乗ってこの地に付加されました。 |
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柿原万蔵翁像
   
ここに立つのは秩父鉄道の創業者で初代社長 柿原万蔵翁(1860-1919)の銅像です。
1939に同翁頌徳会建立の像は先次大戦に供出されたため1954年同会が再度北村西望氏に依頼して製作しました。 |
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武甲山資料館 インフォメーション
   
所在地=〒368-0023 埼玉県秩父市大宮6176(羊山公園内)
TEL&FAX=0494-24-7555
営業時間= 9:00~16:00
休館日=毎週火曜日(祝日は除く)12月29日~1月3日
入館料=大人:210円/小中学生:100円
無料駐車場=公園内に数か所あり |
交通アクセス
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秩父台地のなり立ち/大洋の時代/大陸縁辺の時代/秩父湾の時代/列島の時代
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武甲山(ぶこうざん)資料館
   
武甲山は、ここから南東の方向に見える独立峰で、この山は麓の人々からは単なる山塊としてでなく「神様のこもる山」として崇められてきた。 また自然科学上から見ても、地質・動物・植物等、秩父の山塊のうち他にその類を見ない貴重な存在であった。
北面及び頂上の石灰岩採掘によって山容は、変貌し、自然科学上の価値も消失していくので、秩父市・横瀬村・秩父自然保護委員会・秩父セメント株式会社・三菱鉱業セメント株式会社・武甲鉱業株式会社等で「武甲山資料保存会」を設立し、この資料館を建設して、ここに失なわれてゆく貴重な資料を収集保存し、往時の武甲山の全貌を後世に伝えるため、この資料館を建設した。
ここでは、系統立てて展示されている資料をもとに、秩父の名山、武甲山の過去、現在、未来を詳しく知ることができる。 |
昭和56年3月 秩父市
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森林にすむ動物
   
| 武甲山の南西面の中腹から山麓にかけては、コナラ、ミズナラの広葉樹林と、スギ、ヒノキの針葉樹林が発達しています。このため多くの動物が集まり、繁殖、採食、かくれ場として利用しています。哺乳類では、イノシシ、クマから、キツネ、タヌキ、小型の野ネズミまで、20種が生息しています、ほとんど夜間に活動するので姿は観察できません。野鳥では、シジュウカラ、ヒヨドリ等の森林性の鳥が多く、下草の茂っているところは、キジ、ヤマドリが生息しています。 |
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武甲山石灰岩地に自生する植物
   
マルバイワシモツケ
イワツクバネウツギ
チチブヤナギ
チチブヒョウタンボク
チチブイワザクラ
ブコウマメザクラ
ミヤマスカシユリ
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鉱山の位置関係
武甲山 1304m 採掘ベンチ
   
左から
宇根鉱山(宇根地区)
武甲鉱山(生川地区)
武甲鉱山 武甲鉱業(武甲地区)
宇根鉱山 菱光石灰工業(宇根地区)
三輪鉱山 秩父大洋セメント(武山地区) |
緑化活動紹介
緑化の実績 91本⇒185,763本
昭和40年代から始まった武甲山の緑化活動は、昭和58年の協調採掘開始にあたり、フサザクラ75本、ヤナギ16本、合計91本の本格的な植栽を行いました。ヤマハンノキやクヌギなど10種を超える樹種の緑化は、その後20年を経た時点で累計185,763本、緑化面積399,243㎡(平成23年)に至りました。
これからも1本でも多くの木を植え、武甲山の緑化に務めて参ります。 |
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石灰石採掘の流れ
   
| 1.穿孔 |
石灰石を爆破するため、穿孔機で10m程の採掘ベンチの高さに合わせ、直径4~10cmの爆薬を仕掛けるための穴をあける。 |
| 2.発破 |
穿孔した穴に爆薬を仕掛け石灰石を爆破する。 |
| 3.積込運搬 |
発破により砕かれた石灰石は、ホイルローダー(トラクターショベル)のバケット(容量約10㎥)で直接立坑に投入するか、運搬容量が50-60tの大型ダンプトラックに積み込んで、立坑まで運搬する。 |
| 4.立坑投入 |
採掘場とプラント設備は、直径5mの立坑でつながれている。 |
| 5.破砕・選別 |
立坑に投入された石灰石は、プラント設備にて、破砕・ふるい分け・選別・運搬を繰り返し、用途に応じた様々なサイズの石灰石製品が生産される。 |
| 6.出荷 |
プラント設備にて生産された石灰石製品は、ベルトコンベア、トラック、鉄道等により出荷される。 |
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岩場にすむ動物
   
武甲山の中腹には、人間も容易に近づけない石灰岩の岩場が連なっています。ここには、約 30頭くらいのニホンザルの一群が、生活の場として住みついていますが、最近は、山麓の横瀬村付近まで生活を広げ、時折姿が見かけられます。
また、石灰岩の露出地に好んで生活する、キセルガイ、カタツムリの仲間が多く、陸生貝類の分布や生態の研究には、大変貴重ところになっています。 |
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羊山公園
   
白い花園
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羊山公園
   
白い花園
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お気づきのこと等がございましたら
ご一報ください。→: こちら!
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