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No.c426 道教のお宮 聖天宮
No.c426 The holy celestial palace
Saitama-Ken /Beautiful Japan
Photo 34 pieces/GreenSeason
◆獅子、唐獅子
◆九龍柱
◆門神
◆陽鍾
◆天公炉
◆三清道祖、元始天尊、道徳天尊、霊宝天尊
◇道教のお宮、聖天宮、道教
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インフォメーション
   
所在地=〒350-0209 埼玉県坂戸市塚越51-1
TEL=049-281-1161 / FAX=049-283-1110
拝観時間=10:00~16:00
拝観料金=大人:500円/中学生:250円/小学生以下:無料
障がい者:250円(同伴1名:250円)
無料駐車場=120台あり |
交通アクセス
| 電車 |
東武東上線『若葉』駅東口から 2.5km |
| バス |
『若葉』駅東口から東武バス『戸宮交差点前』より徒歩 3分 |
| 高速 |
関越自動車道『鶴ヶ島』IC・坂戸出口から 3.5km |
| 圏央道自動車道『坂戸』ICから 1.5km |
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天門
天宮への門です。
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前殿陰側の鼓楼
   
聖天宮(せいてんきゅう)
聖天宮は、中国台湾三大宗教(道教、儒教、仏教)の一つ「道教」のお宮です。日々の道徳を重んじ、善行に報いる最高神「三清道祖」が本尊として祀られています。開祖は台湾出身の康國典大法師(こうこくてんだいほうし)です。
日本国内に現存する道教のお宮として最大級の規模を誇り、豪華絢爛な造りは天界の悠久の宮殿を思わせます。神様と皇帝の建造物にしか使われない、黄色い屋根瓦と龍は遠くから目を惹きます。また、ガラスとタイルで造られた屋根飾りをはじめ、一万点以上の部品が釘なしで組まれた天井、透かし彫りされた一本の高さが
5mもある石柱、4mもある一枚の板から彫られた扉は観る価値があります。
※ 楼閣から望む風景は見応えがあります。 |
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前殿陰側
   
由来
聖天宮の不思議な秘話がここに
| 聖天宮の建て主は康國典大法師。40歳半ばにして不治の大病を患い、ご本尊「三清道祖」と縁起をもたれたのを期に、一命をとりとめ、完治されました。深謝の念と、何人にも神様の御利益にあやかれるお宮を建てたく建造の地を探していたところ、なんと生国の台湾ではなく日本国のこの地にとお告げを授かりました。聖天宮の名、佇まいや方角もお告げがあり、現在の聖天宮正面前にある道も、最寄りの東武線若葉駅もなく、一面雑木林であったこの地を、一から整地し昭和56年に着工に至りました。台湾の一流の宮大工を呼び寄せ、15年をかけ、平成7年に聖天宮を開廟しました。 |
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前殿中央の天井
   
道教とは
道教は中国大陸で発祥した、中国史の起源に遡る太古の民間信仰です。神話の神々を起源とし、後の世には三国志の英雄、関羽侯も加えられるなど、様々な神様が存在する多神教です。道教はその発展の経緯から、主に「神仙(しんせん)思想」と「老荘思想」という二つの思想を融合させて生まれたものです。
「神仙思想」とは、不死・長寿 の神や仙人の世界に到達することを目的としたものであり、特に不老不死の探求は漢方薬や気功術の開発に、練丹術は元始化学として、火薬の発明に繋がりました。「陰陽」、「八卦」の概念も神仙思想より生まれ、自然摂理や人の運命までも司るものとされ、「風水」、「占術」として現代にまで影響を与えています。
「老荘思想」とは、老子や荘子などの思想家が「道(タオ)」を説いたものです。「道」とは、人智を超えた計り知れないものであり、ことさらに知や欲を働かせる「人為」を無くし、「無為」で「道」に従い生きることを説いています。老荘思想を中心とした道教の世界観は、Taoism
(タオイズム)として、東洋のみならず、西洋でも根強い関心を集めています。日本では平安時代に確立した陰陽道や風水思想にその影響が見られます。 |
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獅子(唐獅子)
   
前殿の中央に一対の獅子が配置されており、参拝者に取り憑く邪気を門前において取り除きます。(一つの石から彫られています。)
配置は「陰陽」に基づき。雄は日が昇る陽側、雌は陰側にあります。雄獅子は、帯にお金を連ねた姿で彫られ、働き蓄財する役割を象徴しており、雌獅子は子をいつくしむ姿に彫られ、子を宿して育てる役割を象徴しています。子供は無邪気にすずと戯れています。 |
戸口は神様が通る門であるため、柵でふさがれており
人は東の「龍亭」、または西の「虎亭(こてい)」からの
出入りになります。
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九竜柱(きゅうりゅうちゅう)
   
台湾の「観音山(かんおんざん)」で採れる高さ 5mもある「観音石」の一本岩か彫られた柱です。三層に刻まれており、細い部分は小指ほどの大きさとなる精巧なものです。
一つの彫物に九頭の龍を施すのは最高位の神様の威厳を表し、また『九』の発音は永久の『久』として縁起のよい数でもあります。龍の口、手には力の象徴である「龍玉(りゅうぎょく)」があり、天象を動かす時に用います。龍の爪の数にも意味があり、五爪(ごつめ)を持つ龍は「五爪龍(ごそうりゅう)」と呼ばれ最強の龍であることを示しています。 |
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前殿陽側
   
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陽側の鐘楼
   
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聖天宮 入口
   
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八卦天井を施した前殿の側壁部分
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前殿 八卦天井
天井部分の写真はありません
   
一万点以上の楠の彫刻に金箔・彩色を施し、釘を使わずに組まれた天井。中央の八角ドームは道教での宇宙生成の姿を象徴し、「八卦(はっけ)」から無限大に万物万象が広がる様子を表しています。また、彫刻の合間に万物を見守る神様も鎮座しており、何百体にも及ぶ神々の形状は全てが異なります。
「八卦」より広がる万物万象は、やがては天界と俗界を隔たる「天門」を通り、俗界へと広がっていきます。「天門」の軒下にも同様の彫刻が施されているのはこうした、広がりを象徴しています。 |
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四大天王
| 楠の一枚板から扉に彫られた、高さ 2.5mにも達する武官神。鎧をまとい、神様を表す雲に乗り天衣をはおっています。扉を閉めると外に向きます。 |
魔礼紅(まれいこう) 扉の右側 四大天王の一神
   
「風調雨順」の「職調」を司る。「碧玉琵瑟(へきぎょくびひつ)」を
持ち、「地水風火」を表す四弦を弾けば地震・洪水・暴風・火事が
治まる。 |
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魔礼青(まれいせい) 扉の左側 四大天王の一神
   
| 「風調雨順」の「調風」を司る。「青光宝剣」を持ち、風を起こすことができる。 |
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如意四位正神
| 扉に高さ3.5mもある楠の一枚板から彫像された文官神。官服を纏い、神様を表す雲に乗り天衣をはおっています。扉が閉まると外に向きます。 |
   
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客庁
   
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前殿
   
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客庁などに設置された木製椅子
   
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陰側回廊
   
| 中庭を囲む回廊壁面は、天と地の上下に分かれ、上半分は壁画として神様が住むきらびやかな雲上の天界を表し、下半分は単調な石のレリーフで地上の世界を表しています。 |
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陽側回廊
   
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本殿
   
| 三清道祖 霊宝天尊、元始天尊、道徳天尊が、祀られています。 |
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天公炉(てんこうろ)
   
| 聖天宮で主に参拝する神様は『玉皇高上帝(ぎょくこうこうじょうてい)』で別名「天公」の愛称を持ち、「公」は日本の「ご老公」のような尊敬と親しみを持たせたニュアンスがあります。天公はあらゆる天象地象を司り、その施しは「甘露(天の恵み)」恵みの雨として分け隔てなく、善き者にも悪しき者にも注がれます。道教のお宮には必ず「天公」を参拝する「天公炉」があります。天公の参拝のユニークな点は、天公を祀っていないお宮でも「天公炉」が置かれ、天公に参拝できることです。各々のお宮の本殿に祀る主神の参拝と区別するため、天公炉は本殿の屋根の軒から外れた本殿の炉と対面に置かれ、雨に濡れないように屋根が付いています。 |
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本殿は、この写真を撮った位置から先には入れません。
三清道祖の一つ
本殿向かって左 霊宝天尊(れいほうてんそん)
   
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太極天井(たいきょくてんじょう)
   
全ての始まり、宇宙の始まりも表しています。
渦を巻き、陰と陽に分かれます。 |
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三清道祖の一つ
本殿向かって中央 元始天尊(げんしてんそん)
   
宇宙の創造神。全ての始まりを司る
頭上に太極天井(上の写真)が設置されています。 |
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三清道祖の一つ
本殿向かって右 道徳天尊(どうとくてんそん)
   
道(タオ)の教えを広める神
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客庁
   
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鼓楼に昇階段下に展示されていた硯(すずり)
   
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陰側の鼓楼展望台から見えた鳳凰と外苑
   
鼓楼内には太鼓が設置され3時に太鼓が鳴ります。
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鼓楼展望台から見えた前殿の屋根
   
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外苑
   
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寿金亭(じゅきんてい)
   
寿金(神紙)を焚き上げする炉。
お願いをするときや、お願い事が成就したとき、神様に寿金(神紙)を焚き上げます。お願いの強さと感謝の気持ちを表します。 |
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陽側の鐘楼に設置された陽鍾(ようしょう)
   
| 3時に12回なります。音は強く響くのでお気をつけください。 |
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天門
   
神様の世界と俗界の境目を表し、こちら側は神の世界です。
神獣が飛び交い、縁が反り返った黄色い屋根は、
「全ての中心である、広大な天」を表しています。
二枚目の写真を参考にしてください。 |
お供はスザナです。
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竣工記念碑
   
一枚の岩から掘られた瀬天宮の由来。
文字は全て浮き彫りです。 |
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お気づきのこと等がございましたら
ご一報ください。→: こちら!
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