c155 江戸東京たてもの園

東京都(Tokyo-To)
2019/10/13 Sun.  


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♪「ジ・エンターテイナー」S.Joplin
オルゴール  バージョンです♪

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江戸東京たてもの園

旧自証院霊屋


旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)
尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方(三代将軍家光の側室)を供養するために建立した霊屋です。この建物は東京都の文化財指定を受けています。※東京都指定有形文化財
《新宿区富久町/1652(慶安5)年》

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No.c155 江戸東京たてもの園
No.c155 EDO-TOKYO open air architectural museum

Tokyo-To /Beautiful Japan
Photo35pieces/GreenSeason
♪=ジ・エンターテイナー /S.Joplin
◆小出邸:堀口捨巳
◆田園調布の家(大川邸)
◆前川國男邸
◆デ・ラランデ邸
◆八王子千人同信組頭の家
◆江戸東京野菜
◇建物博物館
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2001年1月の江戸東京たてもの園
訪問レポートはこちら



小出邸




江戸東京たてもの園 インフォメーション

所在地=〒184-0005小金井市桜町3-7-1
TEL=042-388-3300
営業時間=4月~9月  9:30~17:30
.      10月~3月 9:30~16:30
※ 入園は閉園30分前までです。
休園日=毎週月曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
観覧料=一般:400円 大学生:320円 都外中高生:200円
.    都内在学・在住小中学生及び未就学児:無料
.    65歳以上:200円
駐車場=有料あり
交通アクセス
JR中央線「武蔵小金井」駅よりバス5分
西武新宿線「花小金井」駅よりバス5分
*



植物の陰影



日本におけるモダニズム運動を主導した建築家堀口捨巳がヨーロッパ旅行からの帰国直後に設計した住宅です。
当時オランダで流行していたデザインと日本の伝統的な造形を折衷した造りになっています。
《文京区西方2丁目/1925年(大正14)》
東京都指定有形文化財




室内は和室


小出邸

 現在の文京区西方2丁目に1925年に施主 小出修、設計者 堀口捨巳により建てられました。
新築のきっかけは子どもの独立等で、夫婦で静かに住むための家をもとめた。
 建物の内部は、ほぼ創建当時の間取りをとどめており、水回り、建具の改築以外に大規模な増改築は行われていません。
1996年まで家族により大切に住み続けられましたが、建なおすため、ここに移築復元されました。







堀口捨巳

1895年(明治28)岐阜県生まれ。東京帝国大学建築学科卒。
1920年に山田守らと日本最初の近代建築運動である 「分離派建築会」を結成
1922年(大正11)平和記念東京博覧会の建築物の中で「機械館」「交通間」などを設計。
1923年(大正12)からヨーロッパに渡り、帰国後はオランダの近代建築などを初めて日本に紹介しました。
 小出邸(文京区)、紫烟荘(埼玉県川口市)、吉川邸(品川区)、若狭邸(目黒区)、八勝館みゆきの間(愛知県名古屋市)など多くの作品を残しています。
建築作品だけでなく、「茶室」や「庭園」の研究、また、歌人としても知られ、新年歌会始の召人を務めたことでも知られます。







台所


台風一過、
小出邸と堀口捨巳《特別展》が開催されている、
江戸東京たてもの園を訪ねました。が、
3日ほどフライング、10/16からでした。
台風の被害状況がよく分かっておらず、
たてもの園前の公園は小さな子供連れでにぎわい、
駐車場に入るために 数十分待ちました。
往きの高速は空いていましたが
帰りは、高速を利用せず、都内を走ると、
いつもの活気を取り戻していました。







お風呂場

脱衣室は2畳の畳の部屋がありました。







見どころの応接間

建物に合わせて設計された家具という事ですが
わかりづらいですね。
写真の切り撮り方が悪かったようです。^^*







和室

収納が使いやすそうです。







屋根裏収納




トイレ






田園調布の家(大川邸)

田園調布の家(大川邸)


田園調布の家(大川邸)

1925年(大正14)郊外住宅地の一つ、
大田区田園調布に建てられた住宅で、
居間を中心に食堂・寝室・書斎・が配置されています。
当時としては珍しく全室が洋室でした。
《大田区田園調布4丁目/1925年(大正14)》




書斎



田園調布と田園都市株式会社

東京郊外ののどかな農村に「田園都市」を建設しようとしたのは、1918年(大正7)実業家、渋沢栄一が設立した「田園都市株式会社」でした。産業の発展に伴い都市の住環境が悪化したため、環境の良くない都市を脱出し、郊外に自然に囲まれた住宅地を作ろうという「田園都市」構想は、19世紀末から20世紀の初めにイギリスで考えられました。日本でも明治末頃から、都市への人口集中が始まり、鉄道の敷設とともに郊外住宅地の開発が始まりました。
 この「田園都市株式会社」は 洗足地区、大岡山地区、多摩川台地区(現在の田園調布)などの開発を手掛けました。多摩川台地区の土地の分譲は1923年(大正12)に始まりましたが、関東大震災の影響から都市を離れ郊外に移住する風潮も生まれ分譲地の売れ行きは好調でした。







書斎/リビング








ダイニングルーム








リビング








ダイニングルーム




キッチン






前川國男邸




前川國男邸

 日本の近代建築の発展に貢献した建築家前川國男の自邸として、品川区上大崎に1942年(昭和17)に建てられた住宅です。戦時体制下、建築資材の入手が困難な時期に竣工しています。外観は切妻屋根の和風、内部は吹き抜けの居間を中心に書斎・寝室を配したシンプルな間取りになっています。
《品川区上大崎3丁目/1942年(昭和17)》
*






クローゼット








書斎








居間




水廻り






デ・ラランデ邸




 明治43年頃建てられ、平成25年に復元移築された
『デ・ラランデ邸』

  靴のまま入室できる西洋式住宅で、1F部分は明治時代の気象学者・物理学者である北尾次郎が自邸として設計したと伝えられます。
1910年(明治43)ころ、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデにより、木造3階建の住宅として大規模に増築された、スレート葺のマンサード屋根と、下見板張りの外壁が特徴です。
 ラランデは1903年(明治36)に来日しこの住所に拠点移し、1914年41歳で亡くなった。その後 居住者は何度か変わり、1956年」(昭和31)から、乳酸菌飲料カルピスの発明者 三島海雲氏が住み、平成25年に寄贈され、復元移築されました。

東京都新宿区信濃町 木造3階建て
寄贈者:三島食品工業株式会社







 この住宅は、元は平屋建ての洋館でしたが、1910年
(明治43)頃、ドイツ人建築家ゲオルゲ・デ・ラランデにより3階建てとして大規模に増築されました。その後、何回か所有者が変わり、1999年(平成11)まで新宿区信濃町に建っていました。
《新宿区信濃町/1910年(明治43)頃》







階段








寝室








1Fの2部屋が喫茶室。








喫茶室








喫茶室




喫茶室天井飾りと照明






その他




八王子千人同心組頭の家

 江戸時代、八王子に配備された徳川基の家臣団です。拝領屋敷の組頭の家は、周辺の農家と比べると広くはありませんが、式台付きの玄関などは、各敷居の高さを示しています。
《八王子市追分町/江戸時代後期》






江戸東京野菜って?

 江戸時代から昭和40年代頃まで、東京都内の農地で数世代以上にわたり栽培されていた固定種(自家摘種した種子からほぼ同じ形質が育つ野菜を言います)それぞれの野菜にはさまざまな物語があり、味や形など個性あふれる特徴も。まさに東京の伝統野菜で、現在48品目が認定されています。







綱島家(農家)

多摩川をのぞむ崖線上にあった、広間型の間取りを持つ茅葺の民家です。広間と土間境の長方形断面の大黒柱や、押し板という古い形式の棚などから、建物の歴史が感じられます。
《世田谷区岡本3丁目/江戸時代中期》



ビジターセンター前







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解説パネル、冊子を参考にしました。


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今日もお出で頂きありがとうございました。
よろしかったら 次回もお付き合いください!


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